| 2006年ドイツW杯出場を決めた日本代表は、各大陸王者が集うコンフェデレーションズカップに挑む。1グループ4チームで上位2チームが決勝トーナメント進出、とレギュレーションは1年後に迫ったW杯本番そのもの。シミュレーションにはもってこいの今大会。アジア王者の日本は、初戦で北中米カリブ海王者のメキシコと対戦した。
試合開始から、FIFAランキング6位のメキシコに、攻め立てられる日本。高い個人技と細かいパスワークにDFラインも下がらざるを得ない。圧倒的に押し込まれる展開だったが、先制点は押し込まれていた日本が奪った。
前半12分、ハーフライン付近の右サイドでボールを受けた小笠原がタメを作って、敵陣右サイドの裏のスペースへスルーパス。このボールに加地が鋭く反応。相手左サイドDFを振り切って、敵陣深くまで切れ込むとゴール前にグラウンダーのクロスを供給。ニアサイドの絶妙な位置に送られたボールには柳沢が反応。DFを背負いながらも右足インサイドで巧みに合わせ、ゴール左隅に流し込んだ。
早い時間帯に先制点を挙げ、勢いに乗る日本。メキシコのお株を奪う細かいパスワークで、試合を支配し始めたかに見えた。
だが27分。自陣エリア付近左サイドのFKからのハイボールをどんぴしゃで合わされる大ピンチ。ここは川口のファインセーブで得点を許さなかったが、徐々にペースはメキシコへ。そして、39分。左サイドでタメを作られると、日本の中盤がボールサイドに寄ってしまう。がら空きの右サイドでパスを受けるジーニャ。すると右足アウトにかけた強烈なミドルシュートを打たれ、ゴール左上に叩き込まれてしまった。
押され気味ながらなんとか1-1で折り返した日本。だが、後半もペースは変わらない。12分には左サイドからのクロスを、ファーサイドで待っていたボルヘッティにフリーでヘディングされてしまう。これは右ポストを直撃しゴールとはならなかったが、嫌な時間帯が続く。
運動量の落ちてきた中村に代え稲本を投入し、流れを奪い返そうとする日本。だが、2点目はメキシコに生まれた。19分、右サイドに張り出したペレスに、またぎ、切り替えしの左右の揺さぶりから加地が振り切られクロスを入れられると、茶野、三都主のDFをものともせず、フォンセカに打点の高いヘッドを決められてしまった。
なんとか同点、逆転を狙いたい日本は、直後に大黒を投入して流れをつかみ直そうとするが、試合は終始メキシコに支配される。最後は玉田を投入し、3トップにするが得点は奪えず。大事な初戦を1-2で落としてしまった。
次戦は欧州王者のギリシャと対戦。ここで是が非でも勝ち点3を挙げて、決勝トーナメント進出への望みをつなぎたい。
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