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| 2006年の初戦を落とした日本代表。ホーム初戦となる2006年の2戦目は、北欧のフィンランドを迎え撃つ。欧州リーグ真っ盛りのため、フィンランドに欧州予選を戦った主力級の選手は少ないが、大型選手の揃ったDFラインを破るのは簡単ではなさそうだ。また高さを活かしたセットプレーにも要注意だ。
日本はアメリカ戦とはスタメン、フォーメーションを変更。3-5-2の布陣を敷き、ツートップは久保と巻。そして何といっても一番の変更点は、不動の左WB三都主に代わって村井が入ったことだろう。一番のレギュラー候補、三都主のポジションを奪い取れるのか? そのパフォーマンスに注目が集まる。
4人のDFの前に4人のMFが並び、ワントップにトップ下1枚という、やや守備的布陣のフィンランド。これに対して、日本代表は持ち味である高いポゼッション力を発揮。前半は相手陣で優位に試合を進める。特に左サイドの村井がはつらつとプレー。縦への突破や1対1からの駆け引きで優位に立ち、何度もクロスを入れていく。だが、フィンランドの高いDFに跳ね返されてしまう。またロングボールが増えてしまい、ショートパスのつなぎもあまり見られなかった。ボールを持ち、確かに攻めてはいるのだが、点が取れない。じれったい展開のまま前半を終えた。
先制点の欲しい後半の開始3分、眠れるドラゴンが目覚めた。右サイドのスローインを受けたMF小笠原が縦に切れ込んでグラウンダーのクロスを中央へ。これをニアサイドで久保が押し込み待望の先取点が生まれた。久保にとっても代表復帰後初ゴール。日本に勢いがつき始めた。
この日のハイライトは後半12分。先制点をアシストした小笠原がハーフライン付近からGKの位置を見て超ロングシュート。60m近い意表を突いたシュートに対し、スルーパスを警戒し前目にポジションを取っていたフィンランドGKカベンが懸命にバックステップを踏みジャンプするが、ボールに触ることができない。日本サッカー史上に残るであろう歴史的ロングシュートで2-0とした。その後は完全にテストマッチモード。W杯の23人枠当落線上にいるFW佐藤、DF駒野、MF本山らをジーコ監督は投入した。この交代で攻撃のダイナミックさは増したが、いかんせん時間が少なく得点までには至らず。このまま2-0で日本が2006年初勝利をあげた。
初戦のアメリカ戦とは相手チームのレベル、質がまったく違ったため、手放しで喜ぶわけには行かない。だが、着実にジーコジャパンの準備は進んでいるようだ。 |
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