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| 2006年W杯本大会まで約3ヶ月。今年最初の欧州遠征は、欧州組が集合できる最後のW杯前の試合。相手は仮想クロアチアのボスニア・ヘルツェゴビナだ。会場のドイツ・ドルトムントは本大会予選グループ第3戦、ブラジル戦の会場でもある。本番のシミュレーションとなるこの試合。結果、内容ともに良いものを出したいところだ。
日本は4-4-2の布陣。中盤は中田英、中村の欧州組と、小笠原、福西の国内組で編成。2トップはジーコ監督にエースの指名を受けた久保と、高原がコンビを組んだ。
序盤、日本代表はやや押し気味に試合を進めていく。しかし決定的なチャンスまでは作れない。すると徐々にボスニア・ヘルツェゴビナに、日本の生命線であるボールポゼッションを脅かされ始める。そして、たびたびセンターライン付近でボールを奪われ、素早いカウンターを食らってしまう。
前半半ば以降は押され気味だったが、4バック中央の宮本、中澤が、体を投げ出してのクリアを見せる。すると前半終了間際、中村の左CKに高原がニアサイドでヘディング。これがゴールに吸い込まれ、日本が待望の先制点を挙げた。
1-0で折り返した後半。日本は4バックの弱点でもある両サイドの裏のスペースを徹底的に突かれ、何度も決定的なクロスを上げられてしまう。後半11分には、微妙な判定ながら、中澤がボスニアのエースFWバルバレスを倒したとしてPKを献上。これをミシモビッチに決められて、1-1の同点に追いつかれてしまった。
さらに、22分。フリーだったバルバレスのヘディングシュートのこぼれ球をスパヒッチに詰められてしまい、逆転を許してしまった。
両サイドを蹂躙され続ける日本だったが、フレッシュな選手を投入して勢いを取り戻す。中盤には国内組の二人に代えて、小野、稲本。FWも柳沢、大黒が入り同点ゴールを狙いに行く。すると終了間際、小野、稲本の投入で2列目にポジションを上げた中田英が、中村からのクロスを頭で決め、2-2。なんとかドローで試合を終えた。
仮想クロアチア、とはいうものの、かなりの格下であることは否めないボスニア・ヘルツェゴビナ。その相手に押し込まれる場面を数多く作られたのは不安材料だ。だが、まだ準備期間は残されている。システム、連携等を含めて、浮き彫りになった課題を修正していく必要がありそうだ。 |
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