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| 2006年W杯本大会まで70日となったこの日、日本代表はホームに南米のエクアドルを迎えた。さすがに仮想ブラジルとするには厳しいが、それでも南米予選を3位で抜けてきたチームだけにいい形での勝利を収めたいところだ。
日本は3-5-2の布陣。守備陣には宮本、中澤に坪井が加わり3バックを形成。中盤はおなじみのメンバーが並んだ。注目はFW。久々代表復帰の玉田が先発に名を連ね、久保とコンビを組んだ。
ゲームは序盤から日本代表が支配。このところJリーグでも好調な左WB三都主が得意のドリブルや、周りとの連携を活かして、相手陣に進入。チャンスを生み出していく。また、運動量豊富な玉田が前線で縦横無尽に動き回り、日本の攻撃の潤滑油となった。一方で、久保へのポストプレーは効果的に機能せず。決定機は前半20分、三都主のクロスに、久保が利き足と逆の右足で合わせるもゴール右に外れた、この1回きりだった。
前半の半ば過ぎからはエクアドルにゴールに迫られる場面も作られてしまう。前半33分にはゴール前のこぼれ球を頭でつながれ、MFテノリオに強烈なミドルシュートを浴びる。真芯にヒットしたボールは無回転でぶれながら日本ゴールへ。しかしGK川口が左手一本でなんとか触り、クロスバー直撃のボールは大きくピッチに跳ね返る。最大のピンチはなんとか逃れた。
後半に入ると再び日本がペースをつかむ。MF小野、小笠原らが積極的に前線へパスを供給し、前半からキレを見せていた三都主に加え、右サイドの加地も積極的に攻撃にからむ。玉田も得意のドリブルで仕掛ける。だが、得点だけが入らない。
スコアレスドローで終わるのか。そう思われた後半40分。途中出場のこの男がやってくれた。昨季J日本人得点王の佐藤。今季も不調の所属チームの中で4得点と気を吐くストライカーが見せた。左サイドのスペースに出た三都主からグラウンダーのクロスに、真骨頂のニアへの飛び込みを敢行。左足インサイドで角度のないファーサイドのゴール右隅に流し込んだ。
試合はこのまま終了。ジーコジャパンにとっては南米勢に初勝利というおまけもついた。ただし、相手は主力が数人来日していない1.5軍以下。各選手は勝利に慢心せず、所属チームに戻りさらなる切磋琢磨に励むことになる。
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