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| 待望論が沸き起こっていたジェフ千葉前監督のオシム氏が代表監督に就任。オシム・ジャパンがいよいよ船出する。海外組を呼ばなかったということも手伝って、メンバーはW杯ドイツ大会から大幅に入れ替わった。フレッシュなメンバーに期待が集まる。
オシム監督はシステムにとらわれず、ポジション・チェンジを繰り返すサッカーを嗜好するため、フォーメーションはあくまで初期段階でのものにすぎないが、スタメンとフォーメーションを確認しておこう。GKは川口。腕にはキャプテン・マークが巻かれている。DFは右から、田中隼、坪井、闘莉王、駒野。MFは4人。ボランチに鈴木が入り、左に三都主、右に長谷部、中央に山瀬。だが、鈴木以外の3人は頻繁に位置を入れ替えることになりそうだ。そして注目のFWは我那覇と田中達。ジーコ時代は守備に追われていたため攻撃に力を注げなかった三都主の爆発はあるのか? ジーコ時代からファンの支持を集めていた闘莉王は果たして? この試合、スタメンに6人が名を連ねた浦和勢に注目が集まる。
満員の観衆のボルテージが一気に上がったのは前半17分だった。立ち上がりから、ボールポゼッションと運動量で相手を圧倒した日本代表は、ゴール正面約20メートルの位置で直接FKを獲得。三都主が左足で狙うと、ボールはGKから逃げるように右に弧を描きゴール! 記念すべきオシムジャパン初ゴールは三都主が奪った。
DF、WBから、本来のMFのポジションを与えられた三都主。勢いは止まらない。前半22分、左サイドから中に切れ込んでいた左SB駒野が、センターサークル付近からDFラインの裏のスペースに、絶妙な浮き球のパス。これを40メートル近く全力疾走していた三都主が受ける。GKとの1対1の場面で、三都主はダイレクトで左足インサイドに当てる。このループシュートが決まり、日本、2-0とリード。
ところが後半、前半の飛ばし過ぎの影響か、蒸し暑さが原因か、攻撃面ではかげりが見え始める。ボール回しからテンポが奪われ、選手の連動性も落ちる。ここでオシム監督が動いた。後半11分には山瀬に代わり、所属の大宮をエースとして牽引する小林大悟が、さらに足を痙攣させたDF坪井に代わり、栗原が、それぞれ初キャップを刻んだ。さらに中盤には長谷部に代えて、中村直志を投入。停滞感のあった中盤に、遠めからのシュートなどで、再びリズムが生まれ出すが、得点には至らない。
追加点こそ奪えなかったが、守備面では随所に良さが出ていた。闘莉王を中心とした守備ラインは綻びをほとんど見せず、逆に闘莉王らDFのオーバーラップには、ボランチの鈴木が対応。スペースを埋めていった。
試合は2-0で勝利。快勝とは言えないが、未来に向けての方向性が見えた試合となったことは間違いない。
(yoshikatsu.net制作チーム) |
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