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| アジアカップ2007最終予選の最終戦は、ホームでのサウジアラビア代表戦。9月3日に行われたアウエーでの一戦では0-1で敗れただけに、ここで借りを返したい。また、グループ1位で本大会に臨むためにも、2点差以上をつけて勝利したいところだ。
日本の基本フォーメーションは3-5-2か。スタメンはGKに川口。DFは右から阿部、闘莉王、今野。所属チームではボランチでの出場がほとんどの阿部、今野をDFラインに置き、純粋なセンターバックが闘莉王だけというのは、ボールをきちんとつなぎつつ、ポジションに関係なくリスクを負って選手が攻めに行くオシム・ジャパンならではだ。中盤は右に加地、左に駒野。ボランチには、もはや日本には欠かせない男になった鈴木啓太。オフェンシブな位置には中村と三都主が起用された。2トップは、巻と我那覇というポストプレーヤータイプが並んだ。
日本代表は試合開始直後から、中盤での素早いパス回しでペースをつかむ。そして、前半20分。右CKに合わせた巻のヘッドをGKが弾いたところに、得点感覚抜群の闘莉王が詰め、先制点を奪った。勢いに乗る日本代表は、続く29分にまたも得点を挙げる。加地とのコンビネーションで右サイドをオーバーラップした今野が、切り返しから利き足と逆の左足でクロス。これに絶妙なタイミングで走り込んだ我那覇が頭で合わせ、ゴール左に決めた。その後、前半33分にPKを献上して2-1とされ、さらにペースを握られたままの時間帯が続くが、1点リードのまましのぎきってハーフタイムを迎えた。
押し込まれた形で終えた前半の流れを断ち切れるのか。その答えはすぐに出た。後半開始早々の5分。流れの中での阿部とのポジションチェンジで左に出た今野が、左サイドのスペースにフィード。走り込んだ駒野は、ダイレクトでグラウンダーのクロスを送る。すると、ニアに走り込んだのは、なんと右サイド加地! 加地はボールにこそ触れられなかったが、サウジアラビアDF、GKを引きつけたことで、ファーサイドに詰めた我那覇はフリーに。我那覇は楽々とゴールに流し込んだ。
3-1となり、グループ首位通過条件を満たした日本代表は、意図的ではないだろうが、やや守備的に試合を進めだす。一方、1位通過を果たしたいサウジアラビア代表は、1点を奪いに前がかりに攻めてくる。自然と流れはサウジアラビア代表へ。流れを変えるべく、三都主→山岸、我那覇→高松と攻撃的な選手を交代するが、守勢から脱することができない。
ようやく流れが戻ったのは後半終了間際。巻に代わり、3人目の交代選手としてピッチに入った羽生が中盤でリズムを作ると、立て続けにチャンスが生まれる。そしてロスタイム。CK時にエリア内で高松が倒されたプレーにホイッスルが吹かれ、PKを獲得した。この駄目押しのチャンスは、志願したPKキッカーの闘莉王が枠を外してしまったが、試合はこのまま3-1で終了。首位通過条件の2点差でしっかりと勝利した日本代表は、良い形で2006年を締めくくった。来年夏に開催されるアジアカップ本大会では、3連覇に挑むことになる。
(yoshikatsu.net制作チーム) |
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