アジアカップ予選グループ第2戦はUAE戦。第1戦では終了間際に自らの不注意で失点し、引き分けてしまった日本代表。最終戦では格下とはいえ、地元ベトナムと戦うため、今回は勝ち点3がほしいところだ。
日本のフォーメーションは4-4-2。DFは左サイドバックに駒野が復帰。また、前線では、3トップの一角を占めた山岸に代わり巻が入り、高原と2トップを形成した。
ポゼッションからじっくりと相手を崩して攻める日本と、電光石火のカウンターで勝機をうかがうUAE。お互いの持ち味を出しながら進んだ前半。先制点は日本が奪った。前半22分、左CKで遠藤が素早く中村俊にパスを出すショートコーナー。中村俊はゴールラインぎりぎりまで切れ込み、ゴールラインを割るか割らないかのところでクロス。このボールに高原が頭で合わせると、シュートはゴール右に突き刺さった。
たたみかける日本。前半27分、右サイドのDF加地がアーリークロス。ペナルティーエリアに入っていた遠藤がこれをスルー。待ち構えていたのは高原。ワントラップから素早く右足を振りぬき、ゴール左へと突き刺した。高原の連続ゴールで日本は2-0とリードを広げる。
面白いようにパスをまわす日本は、完全に主導権を握る。前半39分には、右サイドのスローインから、素早くパスをつなぎ、中村憲がペナルティーエリア左へ送る。ここに遠藤が走り込み、ゴール前にラストパスを送ろうとするが、飛び出してきた相手GKにコースを狭められてしまう。だが、このプレーでGKと接触したため日本はPKをゲット。これを中村俊がゴール右上に決め3-0。前半で勝負を決めた。
セカンド・ハーフもほぼパーフェクトな試合展開だったが、唯一気がかりだったのは後半21分。A・モハメドに敵陣からボールを運ばれ、最終ライン裏へのスルーパス1本で、S・アルカスに抜けられてしまう。これをあっさり決められ1点を返されてしまった。
試合は3-1で勝利したが、不用意な1失点が悔やまれる。決勝トーナメントでは簡単には得点できるような相手はいないだけに、このような緩慢な守備は修正したいところだ。
ただ、結果は残した。3-1で勝利し、勝ち点4となった日本は、総得点でベトナムを上回り、B組首位に。予選突破に大きく前進した。 |